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株式会社か合同会社か

日本の会社法では、@株式会社、A合同会社、B合名会社、C合資会社の4種が認められています。

 

外国人の方が日本で起業する場合、株式会社か合同会社のどちらかを選択する場合がほとんどです。

 

では、「株式会社と合同会社のどちらを選ぶのか」を決める時のポイントは、どこにあるのでしょうか。

合同会社は、設立時の費用は安くて済むけれど、社会的な信用度は低い

合同会社という仕組みは、2006年(平成18年)に施行された新会社法によって創設された新しい会社の形態なので、日本人にとっても「合同会社」という言葉は、あまり聞きなれないものです。

 

そのため、知名度の高い「株式会社」に比べて、「合同会社」は対外的な信用度が低いというデメリットがあります。

 

一方合同会社は、設立時の登記費用が安くて済むというメリットもあります。

 

飲食店など、お店の名前(屋号)で覚えてもらう会社の場合には、合同会社でもあまり問題はないと思います。

いろいろな会社と取引するなら、信用度の高い株式会社をお勧めします

株式会社は、一番信用度が高く、一般的な会社形態です。

 

貿易など、様々な会社と取引をする事業を営むのなら、信用度の高い株式会社を設立することをお勧めします。

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